あかちゃんの歯の生える時期
あかちゃんの歯は、だいたい生後6～9か月ごろから生え始めます。個人差がありますが、一般的にまずは下の前歯2本。そして上の前歯2本。その両隣が生え始め、だいたい2歳半位に20本生えてきます。乳歯が生えてくるお顔はとてもかわいらしいですよね。期間限定のかわいらしい姿は写真におさめておきたいものです。では抜け替わる時期はいつ？
乳歯の抜けかわる時期
乳歯の抜けるかわる時期は、生える時期と同じく個人差がありますが、一般的に6歳前後からと言われています。乳歯の生える順番と同じで、まず最初に下の前歯2本が抜けて永久歯が生えかわり、そして同時期に前から6番目の歯「6歳臼歯（大臼歯）」が生えてきます。「6歳臼歯（大臼歯）」は永久歯ですので、このまま一生お世話になる歯ですね。
抜けた乳歯はどうする？？？
乳歯が抜けるのは、大人の歯への第一歩。前歯が抜けたかわいらしさにもインパクトがありますから、家族にとっても一大イベント。さて。乳歯が抜けたらどうしましょう。日本では昔から「上の歯は縁の下に」「下の歯は屋根の上に投げる」風習があります。抜けた後に生えてくる歯がまっすぐその方向に生えるようにというおまじない。
しかし現代ではマンションなどの住環境でそのようなおまじないができないことも。そんな時は、乳歯を大切な思い出としてかわいく保管できる「乳歯入れ」を利用してみるのもおすすめ。抜けた歯の位置にひとつひとつ入れられるタイプのものもあるので、乳歯入れ選びも一つの楽しみ。抜けてからケースを探し始めると、なくしてしまった・・・、なんてこともありますので、グラグラしてきたら、乳歯をどうするかちょっと考えてみるのも楽しみの一つです。
保育園や幼稚園で抜けて、ティッシュに包んでもらったものの、なくしてしまった。なんてことも・・・乳歯あるあるですが。
海外ではどうしているの？
抜けた乳歯を枕の下に置いて寝ると、夜中にこっそりと歯の妖精（Tooth Fairy）がやってきて、抜けた乳歯と交換にコインを置いていく。アメリカやイギリスには、そんなお話や絵本があります。歯の妖精は虫歯のない白い歯が大好き。かわいらしい妖精を思いながら、親子で楽しく、しっかりと歯磨きするのも楽しいですよね。
歯医者に行こう！
乳歯が生え始める時期になったら、定期的に歯医者さんに診てもらう事はとても大切な事です。歯並びや虫歯のチェックはもちろん、10人に1人と言われる「永久歯先天性欠如」など早めに発見できたほうが良いこともたくさんあります。そして子育てで忙しく、なかなか自分のケアに手が回らない子育て世代の親御さんも、お子様と一緒に定期的に歯のメンテナンスをすると、家族みんなでいつまでも健康な歯でいられますよね。歯医者さんは虫歯ができてから行くところではなく、メンテナンスに行くところ。そんな風に思っていると、歯医者さんを怖がることもなくなりますよね。
